「サイバー。あたしは思うの」

「何が」

「世の中には『良い人ビーム』なるものがあるでしょ」

「良い人光線だから。光線だから。ビーム違う」

「だからね・・・人を変えさせるエネルギー体が、他にあってもいいと思うの」

「まぁ、あるんじゃね?」

「もしさ。良い人ビームを改造したら…」

「光線だっつってんの。人の話聞いてるゥ!?」

「変態ビームとかあるんじゃない!!?町内パニック!?

 











「・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・(キラキラ)」

「・・・・・・だぁ・・から」

「っ!」

「ビームじゃねっつってんだろうがーーッ!!」

「人の話、聞いてんの!?」

「お前もなっ!!」


「いつもながら、あの2人の会話は成立してねぇな・・・」

「いっつもケンカしてんのに、いっつも一緒に居るわよね」

「がなんかサイバーの弱味でも握ってんじゃね?」

「ありうる」


「ってことで、良い人ビーム発射機はあたしが持ってます」

「意味わかんねぇよ!っつか、普通に銃でいいじゃん!なんだよ発射機って!!」

「常に決まった人が持ってると狙われるじゃん!だからたまにはあたしが!」

「それが意味わかんねって!!っつーかダメだ!」

「なんでさ!わしが持って行ってはいけない相応の理由でないと納得せぬぞ」

「何それッ!お前、何いきなりシビアになってんの!?なんでいきなり渋くなってんだよッ!」

「とにかく、今日はあたし持ってまーす」

「理由聞く気ねぇじゃん!!ちょ、マジでやめろ!」

「だからさっさと言えよ!言うの遅ぇんだよ!!」

「口調マネすんなっ!紛らわしいだろっ!!」

「あぁもういいからさっさと言えよ待ってやってんだろアーン?」

「(態度デカッ!)きょ、今日は家(美容院)にトオルさんが来るんだよっ!」

「はっ、」

「『はっ、』!!?」

「くだらねぇなぁ」

「く、くだらねぇとはなんだ!!俺にとっちゃ…」

「発射機が奪われたらお前は能無しの上、敵に武器の秘密を知られる」

「(ガーンッ!!能無しッ・・!)」

「そんなことで世界の平和を乱すのか、正義の味方!いや、偽善者!!」

「ガガーーーッン!!」


「めちゃくちゃだ・・・」

「よくサイバーは一々リアクション取れるわよね」


「ってことで没収」

「ぬぁぁぁぁ!!俺の唯一の楽しみを奪うなぁーー!!」


「「唯一なのかよっ!!」」


「じゃあ、また明日ね〜v」

「おい、待てっ!チュータ、手伝って!!」

「誰がチュータ?お前、いくら舌回らなかったとしても許さねェぞ」

「わ、わりっ!じゃなくて、早く捕まえてくれぇーー!!」

「お前、謝る気一切ないな」

「サイバー、諦めなさい。の逃げ足に追いつくことなど不可能よ」

「・・・・・・・・・ちく・・・・しょ・・・」

「トオルさんには会えんだろぉ?いいジャン別に」

「俺の活躍を見てほしかったんだぁぁ・・・・」

「「つづく」」

「お前等、切り替え急すぎっ!!」

















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チュータはリュータって名前出すまで思いつかなかったネタです。
『リュータ』って打とうとしたら『チュータ』になっちゃって
あ、いいかもと思って(よくねェだろ

もう1人居る女の子は、アリスがリゼットがいいなぁと思います。
皆さんの想像にお任せです。

ジャンル違うけど、
ヒロイン、ちょっと跡部入ってます。
あ、もしや跡部ファンか(ぁ


2007.06.13