「やー！これ可愛い！」
「あぁ？」
幸せな寿退職
「服ー。いいなぁ・・・お金があったら一杯買いたい」
「服ぐらい買ってやる」
「えっ？ホント？！」
「どれだ」
「えっとね・・・これとこれとこれとこれとこれと…」
「・・・わかった」
「え、マジで？こんなに？冗談で言ったのに」
「あぁ？欲しいのか欲しくないのか」
「欲しいけど、これ通販のやつだから欲しい物が一発で届くわけじゃないのよ？」
「当たりが出るまでやりゃ、いいだろうが」
「お金掛っちゃうよ？高いよ？」
「んなもん、わかってんだよ」
「マジで？あれ、もしや『お前の給料から引くぞ』ってこと？」
「カスから引きゃいいだろ」
「（∑何故にスクアーロ！？）」
「（うﾞおﾞおﾞい、ふざけんじゃねェぞ！！）」
「（スクアーロ黙れよ）」
「これだけでいいのか」
「だけ！？・・・や、まだあるけど」
「さっさと言え」
「や、でもさ。スクアーロから引くんでしょ？もう…」
「遠慮なんかすんな。文句言えばかっ消すだけだ」
「（うﾞおﾞおﾞい！！なんでだぁぁ！！！）」
「大体あんなカス、気に掛けてんじゃねェよ、犯すぞ」
「えっとねこれとこれとこれとこれとこれとこれとこれと…」
「（うﾞおﾞおﾞおﾞい！！マジでふざけるんじゃねェぞぉ！！）」
「（スク、ごめんね）」
「おい、」
「ん？何、ボス」
「抱かれろ」
「ボス、これ表だから。いや裏もないけど」
「うるせぇ」
「勝手すぎます」
「体払いで返すとかしろ」
「は？私、なんかボスに借りたっけ？」
「服買ってやってんだろ」
「それはボスが買ってやるって言ったから買ってもらってるだけで、金取るとは聞いてない」
「・・・テメー」
「ふふ、嘘よ。私そこまで鬼じゃないわ」
「・・・・・・」
「そんな怒らないで。いつもありがとう、大好きよボス」ギュッ
「・・・フン」
「（げ、マジで？ボスに取られちゃったよ）」
「（・・・・・・・・・・・・）」
「（好きな女は取られるわ、給料は下げられるわ・・・スクアーロ良いことなしだね）」
「ちょ、ボス。何押し倒してんの」
「テメーが誘ってきたんだろ」
「抱きついただけで、なんでそうなんの」
「了承の意だろ」
「違う。私は純粋に愛したいの、恋を楽しみたいの」
「あぁ？何が違うっつーんだ」
「抱きついてて、愛を感じたいの！」
「抱かれて、愛をカンジてろ」
「字違う。感じるの字が違う」
「大人しくしてろ」
「いやー！そんなことするなら嫌い。優しいボスが好きなの」
「・・・優しくしてやる」
「違うっつってんの。私攻めだから」
「（マジ？、攻めなんだ）」
「（ボスが受けてる姿は見てみたいね。金になりそうだ）」
「マーモン、貴様ボスを売る気か！！」
「（煩ぇよタコ）」
「・・・テメーは何求めてんだ」
「普通にイスに座ってて、黙ってるボス」
「あぁ？」
「抱きついててあげるから」
「男の理性ってもんを知ってんのか」
「知らない。だって私、女だもん」
「（あ、パクられてるし俺）」
「・・・勝手なのはお前だろ」
「それ以上はしないわよ。言っとくけど、私が男に抱きつく自体ありえないんだから」
「・・・・・・」
「今んとこ、枠内はボスだけよ」
「・・・・・・・・・」
「苦い顔で睨まないの。それ以上したかったら、頑張って親愛ポイント稼いで」
「・・・・・・わかった」
「へ？（∑素直ッ）」
「行くぞ」
「は、え？ちょ、どこに…」
「私服に着替えろ、繁華街行くぞ」
「や、だからなんで急に・・・」
「・・・服買ってやる」
「っ！！」
「文句あるか」
「・・・・ないでーす」
「フン」
「ちょっと、ボス！なんで私の給料ないのよ！！」
「あぁ？」
「なんか最近、全然仕事ないと思ったら！どうゆうこと？！」
「・・・辞めさせた」
「・・・・・・は？」
「ヴァリアーから抜いた」
「え！？なんでよ！！クビなんて聞いてない！！」
「言ってねェからな」
「何よそれ意味わからない！私何かした？！」
「俺の嫁になんだ。当たり前だろ」
「は！？・・・って寿退職かよ！」
「そうだ」
「（∑即答で返されたっ）」
「わかったか」
「ノー！じゃあ買い物とかどうすんだ！お金ないんじゃ何もできない！！」
「わかんねぇ奴だな。俺が出すっつってんだろ」
「え！？全額？！いやや、今まで服は出してもらってたけど、もちろん服より高いやつだって一杯買ってるのよ！そんな大金…」
「カスから引く」
「（やっぱりスクアーロか）」
「不満か」
「いや・・・別に（ってかむしろ、ボスが出すっていうよりスクアーロが出してるよなぁ）」
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ボスとこうゆう関係だったらとっても幸せだろうなぁ。
携帯でピコピコ書いてたもの。もう面倒だからこれであｐ（殴
2007.10.18